|
ナノテクノロジーは、原子や分子を直接操作、制御することにより、全く新しい分子構造を持つ大規模な構造物を作り、その構造が持つ新しい物理的、化学的、生物学的性質や現象や過程を利用する技術です。 これは材料、デバイス、通信、バイオ、製薬、交通、航空宇宙、環境等の幅広い分野に大きな変革をもたらすことが期待されており、21世紀における科学技術の基盤と言われています。 ナノスケールの新しい現象・過程を理解し工学的に役立てるためには、ナノ構造の電子的、光的、機械的、磁気的性質とそのサイズ、形、トポロジー、組み合わせとの関係を理解しなければなりませんが、実験や理論だけでこれらを理解することは極めて困難であり、計算科学シミュレーションの役割が重要となります。 この計算科学シミュレーションは極めて大規模である上に、量子スケールからマクロスケールまでの多様な現象と分野を対象とするマルチスケール、マルチフェノミナ、マルチディシプリナリなものとなるため、新しいアルゴリズム、可視化、シミュレーションシステムの構築技術、並列処理、データベース、ネットワーク等を必要とし、量子情報科学まで視野に入れた計算科学のパラダイムシフトを引き起こす可能性を秘めています。 このシンポジウムでは講演、パネル討論等を通じ、そのようなナノサイエンス & テクノロジーにおける新しい計算科学シミュレーションの基盤をどのように構築すべきかについて広く御意見を伺い、今後の方向性を探る場にしたいと考えております。 |
|
| 開催日時 | 2001年2月20日(火):9:00〜17:00 |
開催場所 | 笹川記念会館 第4・5会議室(飛龍の間) 東京都港区三田3―12―12 地図はこちらで御覧になれます |
主 催 | (財)高度情報科学技術研究機構 (RIST) |
後 援 | 科学技術振興事業団(JST)(予定) |
司 会 | 矢川 元基 教授 (東京大学大学院システム量子工学) |
プログラム |
・参加受付
8:30〜
・開会
9:00〜 9:05 主催者挨拶
9:05〜 9:10 司会者挨拶
・基調講演
9:10〜10:10 David Tomanek (Michigan State Univ.)
"Nanotechnology on a Supercomputer:
Fullerenes, Nanotubes, Peapods"
10:10〜11:10 上田 完治 (神戸大学)
"ナノテクノロジーの一つの方向
--生物的人工システムとの関連--"
・招待講演(計算科学シミュレーションへの期待)
11:10〜11:40 岡崎分子研 助教授 岡本 祐幸 [バイオ分野]
11:40〜13:00 昼食・休憩
13:00〜13:30 東京大学 教授 荒川 泰彦 [デバイス分野]
13:30〜14:00 東京大学 助教授 今井 浩 [量子情報科学分野]
14:00〜14:30 日立製作所 丸泉 琢也 [計算機ベンダーの視点から]
14:30〜14:50 休憩
・パネル討論「ナノサイエンス&テクノロジーにおける
新しい計算科学シミュレーション基盤への期待」
司 会 :東京大学 教授 矢川 元基
パネラー:金属材料研 室長 大野 隆央 [材料分野]
理化学研 部長 戎崎 俊一 [バイオ分野]
電気通信大学 助教授 西野 哲朗 [量子情報科学分野]
東京大学 教授 金田 康正 [計算科学分野]
東京大学 教授 吉村 忍 [計算科学分野]
日本電気 川浦 久雄 [計算機ベンダー]
富士通 金田千穂子 [計算機ベンダー]
日立製作所 丸泉 琢也 [計算機ベンダー]
14:50〜16:00 パネラー提言(各自10分程度)
16:00〜17:00 討論
|
参 加 費 | 無料 |
定 員 | 100名(定員を超えた場合はお断りする事もございます) |
参加申込方法 | ご氏名、ご所属、E-mailアドレスを明記の上、 |
参加申込先 (お問い合わせ先) | (財)高度情報科学技術研究機構 飯塚 幹夫 |
|
|