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Objective

地球規模の気候変動とそれに伴う領域、局地での異常気象などの高精度の予測はわが国及び世界の安全、繁栄の維持にとって重要な影響を及ぼすため、科学技術上の重要かつ喫緊の課題である。 気候変動や異常気象研究において、近年の高性能計算機及び情報通信技術の急速な発達は、台風、ハリケーン、集中豪雨雪、砂漠化、超長期の気候変動にかかわる解析、表現手法に大きな進歩をもたらしている。例えば、高精度分解能による気候、気象変化の予測の大規模シミュレーションの成果は、映像など最新のITメディアを介して人々にわかりやすく伝えられ、社会の防災活動や安全性の向上さらには経済活動の持続に貢献している。 これらの進展は、地球規模、領域、局地における気候、気象モデル及び海洋モデルからなる地球システムモデル、データ同化モデル、さらに全地球衛星観測網等の多様な解析モデル、観測データの高度化、高品質化に負うところが大きい。 一方、近年、高性能並列計算機はCPU、メモリの大規模容量化が急速に進んでおり、それに伴い演算処理の性能向上は著しく、2008年6月には遂にペタフロップス台にも達し、利用者はいよいよペタフロップス時代を迎えることになった。 この急速な変化は、気候、気象モデル、地球システムなどの統合モデル、持続性モデルなどに影響を及ぼし始め、今後、高性能計算機のアーキテクチャの改変等により算法、プログラム表現、演算性能の見直し、改良、高度化などの対応が迫られる可能性が出ている。
そこで、これまで地球科学、計算機科学、計算科学とは、融合的に協力し、気候変動予測などに取り組んできた経験を活かし、次世代の高性能並列計算機環境に適応するために、分野間の情報交換と協力をこれまで以上に緊密にし、高性能並列計算機の性能向上に見合った気候、気象等のモデル及びそれらのソフトウエアのブレークスルーを図っていく必要がある。

Background

本会議は平成10年から、振興調整費研究「高精度の地球変動予測のための並列ソフトウエアに関わる研究」の一環として第1回が米国ハワイで開催された。
それ以後、ハワイ、ボルダー、アルバカーキ、ツールーズ、ローマなどで開催され、現在に及んでいる。日本、米国及び欧州などの地球科学とスーパーコンピューティング(計算科学)分野の研究者、技術者などの異分野交流の場として役割を果たしている。

Topics of Interests

①地球環境変動の予測と持続的社会構築のための ― 高性能気候変動&予測モデル ― サステナビリティモデル
②超高性能計算機などのソフトウエア環境変化に対応する気候モデル、計算技術など
③高性能並列計算機技術の今後の展望
④その他

Organizing Committee

主催:先導的気候モデル研究会(東大 住教授)
共催:ORNL、SNL、LBNL、気象研、電中研、RISTなど

Venue / Dates

米国テネシー州オークリッジ研究所
平成21年3月16,17,18日

Hotel

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Registration & Procedures

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